ニュース 2023/12/05 19:59
シンガポール:10月の小売売上高0.1%減、9カ月ぶりマイナス
経済・統計 小売売上高 シンガポール
シンガポール統計局が5日発表した2023年10月の小売業売上高指数(名目、17年=100)は102.3となり、前年同月比で0.1%低下した。前年同月を下回るのは9カ月ぶり。新型コロナウイルス対策の緩和後に大幅上昇が続いていたが、足元で失速している。季節調整済み前月比では0.8%低下した。
14業種のうち7業種が前年同月比でマイナス。下落幅は娯楽用品(8.2%低下)が最も大きく、運動具の低迷が響いた。また、前月に2桁上昇を記録していた化粧品・洗面用品・医療用品(2.5%低下)がマイナスに転落。スーパーマーケット・ハイパーマーケット(3.2%低下)は3カ月ぶりに落ち込んだ。一方、上昇した業種では食品・アルコール飲料(22.6%上昇)の伸びが最も大きく、アルコール飲料の需要がけん引した。ほか、給油所(1.6%上昇)が8カ月ぶりのプラスに転じた。
10月の小売売上高(推計)は0.1%減の40億1200万シンガポールドル(約4400億円)。うちインターネット通販が占める割合は13.1%と、前月(13.7%)から低下した。食品飲料サービス売上高(推計)は2.4%増の9億7900万シンガポールドルで、航空機内食などのケータリング部門が2割増と伸びが大きかった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
14業種のうち7業種が前年同月比でマイナス。下落幅は娯楽用品(8.2%低下)が最も大きく、運動具の低迷が響いた。また、前月に2桁上昇を記録していた化粧品・洗面用品・医療用品(2.5%低下)がマイナスに転落。スーパーマーケット・ハイパーマーケット(3.2%低下)は3カ月ぶりに落ち込んだ。一方、上昇した業種では食品・アルコール飲料(22.6%上昇)の伸びが最も大きく、アルコール飲料の需要がけん引した。ほか、給油所(1.6%上昇)が8カ月ぶりのプラスに転じた。
10月の小売売上高(推計)は0.1%減の40億1200万シンガポールドル(約4400億円)。うちインターネット通販が占める割合は13.1%と、前月(13.7%)から低下した。食品飲料サービス売上高(推計)は2.4%増の9億7900万シンガポールドルで、航空機内食などのケータリング部門が2割増と伸びが大きかった。
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