ニュース 2025/04/21 20:58 NEW!!
マレーシア:欧ステランティス、ケダ工場で中国リープのEV生産へ 
自動車 電子・電気 マレーシア
欧州自動車大手のステランティスは、資本提携する中国の電気自動車(EV)メーカー、浙江零ホウ科技(リープモーター)の車両を、ケダ州グルンの工場で組立生産すると発表した。今年末にも生産を開始し、マレーシア国内での販売に加え、域内輸出にも乗り出す。各紙が18日付で伝えた。
工場の年産能力は6万台で、現在は傘下の仏プジョーの車両を生産している。今回の取り組みに向けてステランティスは2400万リンギ(約7億8000万円)を投資する計画。当初はセミノックダウン(SKD)方式を採用し、段階的に現地調達比率を高めながら完全ノックダウン(CKD)方式へ移行する。
まず昨年10月に現地市場投入したDセグメント・スポーツ多目的車(SUV)「C10」のEVタイプを組立生産する。将来はEVのBセグSUV「B10」や、航続距離を伸ばすためのエンジンを搭載する「レンジエクステンダーEV(REEV)」の「C10 REEV」なども生産モデルに加える計画。2026~27年には東南アジア近隣国への輸出を開始し、30年までに域外市場への出荷を目指す。
ステランティスは21年にグルン工場を現地企業から買収し、東南アジア地域の生産・輸出拠点として位置付けてきた。リープモーターとは23年に資本・業務提携を結び、昨年5月には中国以外で事業展開するための合弁会社設立を発表。以降、東南アジアではタイやマレーシア、ミャンマーなどでの事業展開を進めている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
工場の年産能力は6万台で、現在は傘下の仏プジョーの車両を生産している。今回の取り組みに向けてステランティスは2400万リンギ(約7億8000万円)を投資する計画。当初はセミノックダウン(SKD)方式を採用し、段階的に現地調達比率を高めながら完全ノックダウン(CKD)方式へ移行する。
まず昨年10月に現地市場投入したDセグメント・スポーツ多目的車(SUV)「C10」のEVタイプを組立生産する。将来はEVのBセグSUV「B10」や、航続距離を伸ばすためのエンジンを搭載する「レンジエクステンダーEV(REEV)」の「C10 REEV」なども生産モデルに加える計画。2026~27年には東南アジア近隣国への輸出を開始し、30年までに域外市場への出荷を目指す。
ステランティスは21年にグルン工場を現地企業から買収し、東南アジア地域の生産・輸出拠点として位置付けてきた。リープモーターとは23年に資本・業務提携を結び、昨年5月には中国以外で事業展開するための合弁会社設立を発表。以降、東南アジアではタイやマレーシア、ミャンマーなどでの事業展開を進めている。
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