ニュース 2022/12/01 20:59
マレーシア:携帯セルコムとデジが合併、加入2千万件の最大手に
通信 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】通信大手アシアタ・グループとノルウェー同業大手テレノールは11月30日、両社のマレーシア国内の携帯通信事業の合併を完了したと発表した。合併後の新会社セルコム・デジは、加入数が2000万件、売上高が130億リンギ(約3800億円)に上る見通し。国内最大の携帯通信会社となる。
アシアタの完全子会社セルコム・アシアタと、テレノール傘下のデジ・ドットコムが合併。アシアタとテレノールは新会社に33.1%ずつ出資し、残りの株式はデジ・ドットコムの既存株主が保有する。
合併後は通信網への投資を加速する方針。コスト削減などのシナジー効果は80億リンギを見込む。また、5年以内に2億5000万リンギを投じてクアラルンプールにイノベーションセンターを設置し、第5世代(5G)通信の応用拡大に向けた研究や、国内企業のデジタル化に向けた支援、デジタル人材の育成などを進める。
アシアタは19年、テレノールのアジア事業と合併して東南・南アジア最大級の携帯通信会社を誕生させる方向で交渉したが、9カ国にまたがる14社の合併が複雑を極め、交渉は決裂。その後はマレーシア国内に絞った合併を協議し、昨年6月に正式合意していた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
アシアタの完全子会社セルコム・アシアタと、テレノール傘下のデジ・ドットコムが合併。アシアタとテレノールは新会社に33.1%ずつ出資し、残りの株式はデジ・ドットコムの既存株主が保有する。
合併後は通信網への投資を加速する方針。コスト削減などのシナジー効果は80億リンギを見込む。また、5年以内に2億5000万リンギを投じてクアラルンプールにイノベーションセンターを設置し、第5世代(5G)通信の応用拡大に向けた研究や、国内企業のデジタル化に向けた支援、デジタル人材の育成などを進める。
アシアタは19年、テレノールのアジア事業と合併して東南・南アジア最大級の携帯通信会社を誕生させる方向で交渉したが、9カ国にまたがる14社の合併が複雑を極め、交渉は決裂。その後はマレーシア国内に絞った合併を協議し、昨年6月に正式合意していた。
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