ニュース 2025/03/02 20:58
フィリピン:1月の輸出6%増、5カ月ぶりプラス 
経済・統計 貿易 フィリピン
フィリピン統計庁(PSA)が2月28日発表した2025年1月の貿易統計(速報値)によると、輸出額は前年同月比6.3%増の63億6390万米ドルだった。前年同月を上回るのは5カ月ぶり。輸出全体の4割を占める半導体(6.8%減)が引き続き落ち込んだものの、ココナツ油などの伸びが全体を下支えした。輸入額は10.8%増の114億5290万米ドル。貿易赤字は50億8900万米ドルだった。
輸出上位10品目のうち前年同月を上回った品目は、ココナツ油(80.3%増)など7品目。その他工業製品(66.6%増)や化学品(25.2%増)も大きく伸びた。一方、半導体を含む電子製品(2.6%減)は9カ月連続の前年割れ。消費者電子製品やオフィス機器など多くの品目で2桁増だったが、半導体の落ち込みが響いた。
輸出先別では、最大の米国(23.5%増)や2番目に大きい日本(7.4%増)、4番目に大きい中国(2.7%増)はプラスを維持。一方、3番目に大きい香港(5.2%減)はマイナスに転じた。
主要品目の輸入額は、最大の電子製品(14.2%増)の伸びが加速し、輸送機器(8.5%増)はプラスに転じた。国別では全体の4分の1を占め最大の中国(24.6%増)や2番目に大きい日本(15.4%増)など上位5カ国が軒並みプラスだった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
輸出上位10品目のうち前年同月を上回った品目は、ココナツ油(80.3%増)など7品目。その他工業製品(66.6%増)や化学品(25.2%増)も大きく伸びた。一方、半導体を含む電子製品(2.6%減)は9カ月連続の前年割れ。消費者電子製品やオフィス機器など多くの品目で2桁増だったが、半導体の落ち込みが響いた。
輸出先別では、最大の米国(23.5%増)や2番目に大きい日本(7.4%増)、4番目に大きい中国(2.7%増)はプラスを維持。一方、3番目に大きい香港(5.2%減)はマイナスに転じた。
主要品目の輸入額は、最大の電子製品(14.2%増)の伸びが加速し、輸送機器(8.5%増)はプラスに転じた。国別では全体の4分の1を占め最大の中国(24.6%増)や2番目に大きい日本(15.4%増)など上位5カ国が軒並みプラスだった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。