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  ニュース     2023/12/03 20:51

マレーシア:6月の月給中央値2600リンギ、4.9%上昇 無料記事

 マレーシア統計局の11月30日発表によると、2023年6月の正規雇用労働者の月給中央値は前年同月を4.9%上回る2600リンギ(約8万2300円)だった。民族別では中華系が4000リンギと高く、ブミプトラ(マレー系と先住民の総称)の2200リンギを大きく上回った。インド系は2500リンギだった。
 男女別では全体の55.5%を占める男性が2645リンギ、女性が2527リンギ。年齢別では45~49歳が3500リンギで最も高く、最低の20歳未満は1500リンギだった。20歳未満を除く全ての年齢層で前年同月から上昇。60~64歳が11.7%上昇の2764リンギで最も伸びが高かった。一方で20歳未満は、22年に最低賃金が1500リンギに引き上げられた影響で23年は上昇が見られず、横ばいだった。
 産業別では、農業を除く全ての産業で月給中央値が上昇。最も伸びたのは鉱業で、10%超上昇して5200リンギとなった。農業は0.9%低下の1927リンギだった。
 正規雇用労働者の数は1.6%増の660万人。民族別ではブミプトラが64.3%を占めた。


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