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  ニュース     2023/05/18 20:59

マレーシア:電気工事KAB、中国核工業集団とエネルギー事業推進 無料記事

【亜州ビジネス編集部】電気・機械関連のエンジニアリング企業、ケジュルテラン・アサステラ(KAB)は16日、原子力発電などを手掛ける中国核工業集団公司(CNNC)のインドネシア子会社と、香港の投資会社トランセンド・グローバルの3社による合弁会社設立を発表した。東南アジアで持続可能なエネルギー開発のための事業推進を目指す。

 CNNCインドネシア子会社のCNECエンジニアリング・インドネシアは、KABと共に東南アジアにおける持続可能なエネルギー開発案件を発案し、事業化調査を進める。トランセンド・グローバルは事業化を資金面で支援。合併・買収(M&A)も視野に入れる。

 現時点で事業化調査の予定案件は、◆100メガワット(MW)の太陽光発電所建設(タイ)◆海水淡水化プラント(フィリピン)◆自家発電所(CPP)事業(マレーシア)◆液化天然ガス(LNG)受入事業(インドネシア )──など。

 KABは1997年設立。電気や機械、建物関連のエンジニアリング業務を国内外で手掛けている。一方、CNNCは原子力発電所、LNG受入基地、鉱山開発、再生可能エネルギー、上下水道、高速道路、工業団地など幅広い分野でエンジニアリングの実績を持つ。両社の協力によって幅広い分野で事業推進を模索する。



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