ニュース 2024/03/17 19:59
シンガポール:五洋建設、下水道トンネル工事が近く完成へ
日系企業 建設 エネルギー・水 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】五洋建設は14日、シンガポールの関連会社と共同で建設を請け負った大深度下水道トンネルシステム(DTSS)2期工事の「T-08工区」が間もなく完成すると発表した。西部トゥアス地区で2026年に開設予定の水再生処理工場へとつながる工区で、2本の海底トンネルを含む計4本(総延長9.9キロメートル)を建設。2期事業の他の工区に先駆けて完成する見込みという。
同社が約29%出資する地場建設大手コー・ブラザーズ・エコ・エンジニアリング(KBE)の子会社と共同事業体(JV)を組成し、シンガポール公益事業庁から受注した。2017年の発表によると、受注総額は5億2000万シンガポールドル(約577億円)で、うち65%が五洋建設の取り分となる。
集められた排水を沿岸部に新設させる水再生処理工場へと自然流下させるためのトンネルを建設する事業で、同工区は総延長9.9キロメートルのうち3.5キロメートルが海底部となる。KBEのグループ会社と共同開発した、下水道トンネルで発生する硫化ガスに耐性を持つ耐硫酸性コンクリート(100年耐用)をシンガポールで初めて採用した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同社が約29%出資する地場建設大手コー・ブラザーズ・エコ・エンジニアリング(KBE)の子会社と共同事業体(JV)を組成し、シンガポール公益事業庁から受注した。2017年の発表によると、受注総額は5億2000万シンガポールドル(約577億円)で、うち65%が五洋建設の取り分となる。
集められた排水を沿岸部に新設させる水再生処理工場へと自然流下させるためのトンネルを建設する事業で、同工区は総延長9.9キロメートルのうち3.5キロメートルが海底部となる。KBEのグループ会社と共同開発した、下水道トンネルで発生する硫化ガスに耐性を持つ耐硫酸性コンクリート(100年耐用)をシンガポールで初めて採用した。
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