ニュース 2025/03/23 20:58
マレーシア:2月の輸出6%増、電気・電子の好調続く 
経済・統計 貿易 マレーシア
マレーシア統計局が20日発表した貿易統計によると、2025年2月の輸出額は前年同月比6.2%増の1182億5510万リンギ(約3兆9800億円)だった。前年同月を上回るのは5カ月連続。シンガポールや米国への電気・電子製品の輸出が引き続き大きく拡大し、全体をけん引した。輸入額は5.5%増の1056億3850万リンギ、貿易収支は126億1650万リンギの黒字だった。
輸出額の4割を占める電気・電子製品は18.1%増加。プラス成長は5カ月連続で、主要輸出先のシンガポール(22.4%増)や米国(30.8%増)向けの好調が続いている。輸出品ではほか、パーム油(25.5%増)や加工食品(19.3%増)も2桁のプラスだった。一方、石油製品(12.3%減)や鉄鋼(44.6%減)は足元で低迷している。
主要国・地域への輸出額は、最大のシンガポール(17.2%増)や2番目に大きい米国(28.9%増)が前月に続き大きく拡大。一方、3番目の中国(8.1%減)や、日本(14.3%減)は前年割れが続いている。
輸入は最大の電気・電子製品(23.1%増)が14カ月連続のプラス。一方、鉄鋼(21.0%減)は2桁の落ち込みとなった。国別では最大の中国(14.2%増)が前年同月を上回る一方、日本(18.4%減)は6カ月連続のマイナスだった。
1~2月の累計は、輸出額が前年同期比3.1%増の2410億6910万リンギ、輸入額が5.9%増の2247億9370万リンギ、貿易収支が126億1650万リンギの黒字だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
輸出額の4割を占める電気・電子製品は18.1%増加。プラス成長は5カ月連続で、主要輸出先のシンガポール(22.4%増)や米国(30.8%増)向けの好調が続いている。輸出品ではほか、パーム油(25.5%増)や加工食品(19.3%増)も2桁のプラスだった。一方、石油製品(12.3%減)や鉄鋼(44.6%減)は足元で低迷している。
主要国・地域への輸出額は、最大のシンガポール(17.2%増)や2番目に大きい米国(28.9%増)が前月に続き大きく拡大。一方、3番目の中国(8.1%減)や、日本(14.3%減)は前年割れが続いている。
輸入は最大の電気・電子製品(23.1%増)が14カ月連続のプラス。一方、鉄鋼(21.0%減)は2桁の落ち込みとなった。国別では最大の中国(14.2%増)が前年同月を上回る一方、日本(18.4%減)は6カ月連続のマイナスだった。
1~2月の累計は、輸出額が前年同期比3.1%増の2410億6910万リンギ、輸入額が5.9%増の2247億9370万リンギ、貿易収支が126億1650万リンギの黒字だった。
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