ニュース 2021/04/07 20:58
マレーシア:輸入プラごみ、6月からリサイクル処理費を賦課
政策・政治 社会 ゴム・プラスチック マレーシア
【亜州ビジネス編集部】ズライダ・カマルディン住宅・地方自治相は4日、2021年6月より海外から輸入されるプラスチックごみに対し、1トン当たり20リンギット(約532円)のリサイクル処理費を賦課すると表明した。ザ・スター・オンラインが報じた。
中国がプラスチックごみの輸入を禁止した18年以降、マレーシアはプラごみリサイクル事業の最大の受け入れ国となった。セランゴール州クアラランガットで大規模な汚染問題が起きたことをきっかけに、政府は100カ所以上の処理工場の閉鎖や、プラごみの輸入規制強化などの対策を推進した。これにより、19年のプラゴミ輸入量は33万3500トンと前年比62%減少した。
先週、クラン港に入港した米国船に汚染ごみが積まれていたことが発覚し、問題が再燃した。マレーシアは現在、プラごみの受け入れ対象国をオーストラリア、シンガポール、ニュージーランド、日本、韓国に絞り、途上国からの輸入を禁じている。しかし、先進国からも含めて全て禁止にすべきとの指摘も出ている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国がプラスチックごみの輸入を禁止した18年以降、マレーシアはプラごみリサイクル事業の最大の受け入れ国となった。セランゴール州クアラランガットで大規模な汚染問題が起きたことをきっかけに、政府は100カ所以上の処理工場の閉鎖や、プラごみの輸入規制強化などの対策を推進した。これにより、19年のプラゴミ輸入量は33万3500トンと前年比62%減少した。
先週、クラン港に入港した米国船に汚染ごみが積まれていたことが発覚し、問題が再燃した。マレーシアは現在、プラごみの受け入れ対象国をオーストラリア、シンガポール、ニュージーランド、日本、韓国に絞り、途上国からの輸入を禁じている。しかし、先進国からも含めて全て禁止にすべきとの指摘も出ている。
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