ニュース 2020/07/08 21:59
タイ:20年の輸出額10%減予測、荷主協会が下方修正
経済・統計 貿易 タイ
タイ荷主協議会(TNSC)は7日、2020年のタイの輸出額の予測を前年比10%減に引き下げたと発表した。6月時点では8%減と予測していたが、新型コロナウイルス流行の影響により、5月の輸出額が前年同月比22.5%減と大きく落ち込んだことを受けて下方修正した。同日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。
マイナス要因には、◆世界的な景気減速による外需の減退◆各国の都市封鎖(ロックダウン)による物流制限◆新型コロナ感染の第2波に対する懸念◆通貨バーツの上昇◆国内の干ばつによる農産物の生産減――などを挙げた。一方、果物や缶詰、医薬品など需要が拡大している品目があることに注目し、輸出競争力を高めるために政府の支援が必要と指摘した。
下半期の輸出額は、日本や米国、東南アジア諸国連合(ASEAN)向けなどが回復に向かうと予測。特に新型コロナが終息に向かった中国向けが4月から増加に転じており、引き続き堅調に推移すると期待を示した。
商務省の発表によると、5月の輸出額は前年同月比22.5%減の162億7840万米ドル、1〜5月では前年同期比3.7%減の978億9870万米ドルだった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
マイナス要因には、◆世界的な景気減速による外需の減退◆各国の都市封鎖(ロックダウン)による物流制限◆新型コロナ感染の第2波に対する懸念◆通貨バーツの上昇◆国内の干ばつによる農産物の生産減――などを挙げた。一方、果物や缶詰、医薬品など需要が拡大している品目があることに注目し、輸出競争力を高めるために政府の支援が必要と指摘した。
下半期の輸出額は、日本や米国、東南アジア諸国連合(ASEAN)向けなどが回復に向かうと予測。特に新型コロナが終息に向かった中国向けが4月から増加に転じており、引き続き堅調に推移すると期待を示した。
商務省の発表によると、5月の輸出額は前年同月比22.5%減の162億7840万米ドル、1〜5月では前年同期比3.7%減の978億9870万米ドルだった。
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