ニュース 2020/07/02 20:59
アセアン:6月の東南アPMI、“景気悪化”続くも指数は上昇
経済・統計 アセアン
英調査会社IHSマークイットが1日発表した東南アジア諸国連合(ASEAN)の2020年6月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は43.7だった。景気拡大と悪化の分かれ目である50.0を4カ月連続で下回った。ただ新型コロナウイルス感染防止対策である活動制限が各国で緩和され、生産活動が再開する中、指数は2カ月連続で上昇。前月に比べ8.2ポイント上昇しており、上げ幅は過去最高だった。
国別にみると、ベトナムが51.1、マレーシアが51.0で、ともに緩やかな景気拡大を示す水準まで改善した。一方、タイは43.5で5月の41.6から上昇したものの、50.0を下回ったまま。インドネシアは5月の28.6から39.1に上昇したものの、50.0を大きく下回っている。シンガポールも12.4ポイント上昇したものの、38.8にとどまった。
構成指標別では、外需の縮小により生産高と新規受注数の指数が引き続き低迷。雇用も低い水準にある。
マークイットは今回の結果について、各国の生産活動が再開しているものの、需要は引き続き低迷していると指摘。雇用も停滞しており、ASEAN製造業の回復の道のりは長いとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
国別にみると、ベトナムが51.1、マレーシアが51.0で、ともに緩やかな景気拡大を示す水準まで改善した。一方、タイは43.5で5月の41.6から上昇したものの、50.0を下回ったまま。インドネシアは5月の28.6から39.1に上昇したものの、50.0を大きく下回っている。シンガポールも12.4ポイント上昇したものの、38.8にとどまった。
構成指標別では、外需の縮小により生産高と新規受注数の指数が引き続き低迷。雇用も低い水準にある。
マークイットは今回の結果について、各国の生産活動が再開しているものの、需要は引き続き低迷していると指摘。雇用も停滞しており、ASEAN製造業の回復の道のりは長いとしている。
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