ニュース 2025/11/25 20:58 NEW!!
シンガポール:10月の物価上昇1.2%、9カ月ぶり高水準 
経済・統計 インフレ率 シンガポール

食品(1.2%)が前月から小幅に加速したほか、電気(マイナス4.3%)とガス(マイナス1.8%)の下落幅が縮小。また、履物(2.9%)や宝飾品・時計(4.6%)が前月のマイナスからプラスに転換したことも指数を押し上げる要因となった。一方、民間道路輸送に含まれるガソリン(マイナス3.8)は下落幅が拡大した。
シンガポール金融管理庁(MAS)と貿易産業省は、今後も輸入インフレの緩和が続くうえ、国内では政府による補助金の拠出でサービス分野の値上がりが抑制されるとみている。25年のCPI上昇率予測は0.5~1.0%とし、前月の予測(0.5~1.5%)から上限を引き下げた。コア指数の予測は前月に「0.5%前後」へと下方修正しており、今回は据え置いた。26年の予測も据え置き、CPI、コア指数とも0.5~1.5%に加速すると見込む。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。














