ニュース 2025/11/25 20:58 NEW!!
インドネシア:3Qの経常収支プラス40億ドル、10四半期ぶり黒字 
経済・統計 インドネシア
インドネシア中央銀行(BI)は20日、2025年第3四半期の経常収支が40億米ドルの黒字だったと発表した。黒字は23年第1四半期以来の10四半期ぶりで、国内総生産(GDP)比では1.1%。前四半期(0.8%の赤字)から大きく改善した。石油・ガス輸出が伸びたほか、貿易黒字が拡大したことが寄与した。
内訳をみると、貿易収支は石油・ガス、非石油・ガスとも黒字を確保。とりわけ石油・ガス輸出額の増加が貿易黒字を押し上げた。経常黒字のGDP比は22年第4四半期以来の高水準となった。
一方、国際収支全体では64億米ドルの赤字となった。前四半期(67億米ドルの赤字)からはやや縮小したものの、債券市場からの海外資金流出が続いたことが影響した。
資本・金融収支のうち、直接投資は黒字を維持し、海外投資家のインドネシア経済に対する見方が引き続き堅調であることを示した。一方、間接投資は債券市場を中心に海外資金が流出して赤字となり、民間企業による対外債務返済も赤字幅を広げた。
中銀は19日、25年の経常収支見通しを上方修正。「GDP比0.5~1.3%の赤字」としていた従来予想から「0.7%の赤字~0.1%の黒字」としている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
内訳をみると、貿易収支は石油・ガス、非石油・ガスとも黒字を確保。とりわけ石油・ガス輸出額の増加が貿易黒字を押し上げた。経常黒字のGDP比は22年第4四半期以来の高水準となった。
一方、国際収支全体では64億米ドルの赤字となった。前四半期(67億米ドルの赤字)からはやや縮小したものの、債券市場からの海外資金流出が続いたことが影響した。
資本・金融収支のうち、直接投資は黒字を維持し、海外投資家のインドネシア経済に対する見方が引き続き堅調であることを示した。一方、間接投資は債券市場を中心に海外資金が流出して赤字となり、民間企業による対外債務返済も赤字幅を広げた。
中銀は19日、25年の経常収支見通しを上方修正。「GDP比0.5~1.3%の赤字」としていた従来予想から「0.7%の赤字~0.1%の黒字」としている。
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