道路交通局（JPJ）によると、2025年6月に国内で新規登録された電気自動車（EV）の数は上位20ブランドの合計で3256台だった。前月比では20％減少。中国・比亜迪（BYD）が引き続き首位を維持し、4桁の販売を保った。ポールタンが伝えた。

　BYDの登録台数は1045台で、6カ月連続で月間1000台超を記録。スポーツ多目的車（SUV）「ATTO3」が471台、SUV「シーライオン7（海獅07）」が320台、セダン「シール（海豹）」が125台、ミニバン「M6」が114台と、モデル別トップ10に4モデルが入った。

　2位は国民車メーカーのプロトンで604台。24年末に投入した小型EV「e.MAS7」の1モデルのみで、モデル別では首位となった。3位は米テスラで587台。主力のSUV「モデルY」が460台で、モデル別では3位に入った。

　4位以下は、◆中国・奇瑞汽車（チェリー）＝189台◆独BMW＝136台◆中国・小鵬汽車（エックスポン）＝132台◆BYD傘下の高級EVブランド「騰勢（デンツァ）」＝91台◆独ポルシェ＝83台◆同ミニ＝78台◆スウェーデンのボルボ＝66台――などが続いた。

　上半期のEV登録台数は上位20ブランドの合計で1万7038台。ブランド別ではBYDが5400台で首位を走り、プロトンが4003台、テスラが2397台、BMWが902台、小鵬が637台、デンツァが615台で続いている。


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