半導体や電子部品製造のグローブトロニクス・テクノロジーのヘンフック・リー社長はザ・スターの取材に対し、新型コロナウイルスが受注に影響を及ぼさない前提で、今年上半期に3000万リンギ（約7億3000万円）の設備投資を計画しており、このうちの2000万リンギを第1四半期に支出することを明らかにした。ブルートゥース対応のジェスチャー認識センサーの生産能力拡大に充てる。同紙が9日報じた。

　同製品は顧客のスマートフォンメーカーからの強い需要によって、今後2〜3年、20〜30％の年複合成長率（CAGR）を見込んでいる。リー社長は、仮に新型肺炎の拡大で中国の電子部品サプライヤーが工場を閉鎖したり、生産再開が遅れたりしても、東南アジアに代替サプライチェーンを有しているため、あらゆる製品で供給パフォーマンスを100％維持できると強調した。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。