ニュース 2025/05/11 21:53
フィリピン:マニラ南港の拡張完了、コンテナ取扱能力を4割増強 
港湾 フィリピン
アラブ首長国連邦(UAE)港湾運営大手のDPワールドは、出資先の現地同業エイジアン・ターミナルズ(ATI)と共同で手掛けたマニラ南港の拡張事業が完了したと発表した。バースの延伸やクレーンの追加導入に1億米ドルを投資。コンテナ取扱能力を以前の年140万TEU(20フィートコンテナ換算)から200万TEUに引き上げ、船舶の待ち時間短縮、物流の効率化に貢献する。
今月初めに開所式を開催した。第3ふ頭のバースを長さ600メートル超、水深13メートルに拡張したほか、コンテナヤードの容量を増強。また、中国の港湾クレーン世界大手、上海振華重工(ZPMC)製のシップトゥーショア(STS)コンテナクレーンを2基追加した。他に電動やハイブリッド式の陸上荷役機器の導入も進めている。
ATIはマニラ南港のほか、ルソン島のバタンガス州の港湾なども運営している。2024年のコンテナ取扱量は前年比4%増の160万TEUで、うちマニラ南港は8%増の130万TEUだった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
今月初めに開所式を開催した。第3ふ頭のバースを長さ600メートル超、水深13メートルに拡張したほか、コンテナヤードの容量を増強。また、中国の港湾クレーン世界大手、上海振華重工(ZPMC)製のシップトゥーショア(STS)コンテナクレーンを2基追加した。他に電動やハイブリッド式の陸上荷役機器の導入も進めている。
ATIはマニラ南港のほか、ルソン島のバタンガス州の港湾なども運営している。2024年のコンテナ取扱量は前年比4%増の160万TEUで、うちマニラ南港は8%増の130万TEUだった。
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