ニュース 2025/06/29 22:57 NEW!!
フィリピン:25年経済成長5.5~6.5%予測、政府が下方修正 
経済・統計 政策・政治 GDP フィリピン
政府の予算調整委員会(DBCC)は26日、2025年の実質国内総生産(GDP)成長率(前年比)の予測を5.5~6.5%と発表した。24年12月の前回予測(6.0~8.0%)から下方修正。米国の関税政策や中東情勢の緊迫化などによる世界的な不確実性の高まりを受けて、輸出がマイナス成長に落ち込むとみている。
物品輸出額の伸び率(マイナス2.0%)は、前回予測(6.0%)から大幅に下方修正。物品輸入伸び率(3.5%)も前回予測(5.0%)から引き下げた。
インフレ率は2.0~3.0%と予測。農産物の供給拡大や政府による米価抑制などを背景に足元で鈍化傾向にあり、前回予測(2.0~4.0%)から上限を引き下げた。原油価格は1バレル60~70米ドルと想定。通貨ペソの対米ドルレートの予測は1米ドル56~58ペソとし、前回予測から据え置いた。
26年度の国家予算案は6兆7930億ペソ(約17兆4000億円)とする方針。前年度案を7.4%上回る規模となる。財政赤字の対GDP比は25年が5.5%、26年は5.3%を計画し、28年は4.3%を目指す。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
物品輸出額の伸び率(マイナス2.0%)は、前回予測(6.0%)から大幅に下方修正。物品輸入伸び率(3.5%)も前回予測(5.0%)から引き下げた。
インフレ率は2.0~3.0%と予測。農産物の供給拡大や政府による米価抑制などを背景に足元で鈍化傾向にあり、前回予測(2.0~4.0%)から上限を引き下げた。原油価格は1バレル60~70米ドルと想定。通貨ペソの対米ドルレートの予測は1米ドル56~58ペソとし、前回予測から据え置いた。
26年度の国家予算案は6兆7930億ペソ(約17兆4000億円)とする方針。前年度案を7.4%上回る規模となる。財政赤字の対GDP比は25年が5.5%、26年は5.3%を計画し、28年は4.3%を目指す。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。