ニュース 2020/08/23 23:59
タイ:7月の新車販売27%減、下げ幅が縮小
経済・統計 自動車 タイ
【亜州ビジネス編集部】 タイ国トヨタ自動車(TMT)によると、2020年7月の国内新車販売台数は前年同月比26.8%減の5万9335台だった。新型コロナウイルスの影響で大幅減が続いているものの、前月の5万8013台(32.6%減)からは改善。下げ幅は3月以降で初めて30%を下回った。経済活動の再開が進んでいるほか、月内にモーターショーが開催されたことも販売を押し上げる要因となった。
国内新車市場は自動車ローンの与信厳格化などで19年半ばから低迷しており、減少は14カ月連続となる。7月の車種別販売は乗用車が43.6%減の1万8500台、1トンピックアップトラックが15.9%減の3万2707台など。バンコクなど都市部で購入者の多い乗用車の落ち込みが、地方の農村部で人気の1トンピックを上回る状況が続いている。
全体のメーカー別販売は、首位トヨタが31.9%減の1万7508台となり、シェアは29.5%。また、乗用車主体の3位ホンダは45.3%減の6034台と落ち込みが大きかった。一方、1トンピックが大半を占める2位いすゞは11.9%増の1万5477台と2カ月連続で増加。他に中国・上海汽車集団傘下の「MG」が29.7%増の2312台、スズキが3.1%増の2065台とプラスだった。
1〜7月の販売台数は前年同期比35.9%減の38万7939台。乗用車が42.2%減の13万8216台、1トンピックが33.0%減の19万9116台などだった。TMTは7月下旬、20年通期の販売台数予測を34.5%減の66万台と発表。年初時点で予測した94万台から下方修正している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
国内新車市場は自動車ローンの与信厳格化などで19年半ばから低迷しており、減少は14カ月連続となる。7月の車種別販売は乗用車が43.6%減の1万8500台、1トンピックアップトラックが15.9%減の3万2707台など。バンコクなど都市部で購入者の多い乗用車の落ち込みが、地方の農村部で人気の1トンピックを上回る状況が続いている。
全体のメーカー別販売は、首位トヨタが31.9%減の1万7508台となり、シェアは29.5%。また、乗用車主体の3位ホンダは45.3%減の6034台と落ち込みが大きかった。一方、1トンピックが大半を占める2位いすゞは11.9%増の1万5477台と2カ月連続で増加。他に中国・上海汽車集団傘下の「MG」が29.7%増の2312台、スズキが3.1%増の2065台とプラスだった。
1〜7月の販売台数は前年同期比35.9%減の38万7939台。乗用車が42.2%減の13万8216台、1トンピックが33.0%減の19万9116台などだった。TMTは7月下旬、20年通期の販売台数予測を34.5%減の66万台と発表。年初時点で予測した94万台から下方修正している。
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