ニュース 2023/10/24 20:59
マレーシア:中国ナタのEV組立生産、ケアプラスが来年開始へ
自動車 電子・電気 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】中国・合衆新能源汽車が擁する「ナタ汽車(NETA)」ブランドの電気自動車(EV)を組立生産する計画について、ゴム手袋メーカーのケアプラス・グループは、来年に開始する方針を明らかにした。自動車組立生産・販売のゴーオート・グループとの合弁会社が事業を手掛ける。ポールタンが23日付で伝えた。
ケアプラスのリム・クウィー・シャン社長兼最高経営責任者(CEO)がザ・エッジの取材で明らかにした。ゴーオートが今年5月からナタ車の輸入販売を手掛けており、ケアプラスは6月に組立生産に向けて同社と提携。組立生産の合弁会社NEXVマニュファクチャリング(NMSB)を設立することで先月に両社が合意した。ケアプラスが51%、ゴーオートが49%を出資する。
工場は、ケアプラスの不動産子会社が持つヌグリスンビラン州チェンボンの約30万平方メートルの敷地に建設する。第1期の年産能力は3万台で、当初は年1万台程度を生産する。販売も合弁で行う格好で、ゴーオートの完全子会社であるイントロ・シナジー(ISSB)にケアプラスが30%出資する。イントロは今年4月にナタ車のマレーシア国内の独占代理店に指名されている。
ケアプラスはゴム手袋が主力事業だが、長期的な成長を目指してEVへの進出を決めた。一方、ゴーオートはナタ車を輸入販売するほか、中国自動車メーカーの長城汽車、バス大手の厦門金龍連合汽車工業、同・鄭州宇通客車などの車両も扱い、国内で88カ所のサービス拠点を持つ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ケアプラスのリム・クウィー・シャン社長兼最高経営責任者(CEO)がザ・エッジの取材で明らかにした。ゴーオートが今年5月からナタ車の輸入販売を手掛けており、ケアプラスは6月に組立生産に向けて同社と提携。組立生産の合弁会社NEXVマニュファクチャリング(NMSB)を設立することで先月に両社が合意した。ケアプラスが51%、ゴーオートが49%を出資する。
工場は、ケアプラスの不動産子会社が持つヌグリスンビラン州チェンボンの約30万平方メートルの敷地に建設する。第1期の年産能力は3万台で、当初は年1万台程度を生産する。販売も合弁で行う格好で、ゴーオートの完全子会社であるイントロ・シナジー(ISSB)にケアプラスが30%出資する。イントロは今年4月にナタ車のマレーシア国内の独占代理店に指名されている。
ケアプラスはゴム手袋が主力事業だが、長期的な成長を目指してEVへの進出を決めた。一方、ゴーオートはナタ車を輸入販売するほか、中国自動車メーカーの長城汽車、バス大手の厦門金龍連合汽車工業、同・鄭州宇通客車などの車両も扱い、国内で88カ所のサービス拠点を持つ。
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