中国の電動バイクメーカー、シャークガルフ・テクノロジーズ・グループ（鯊湾科技）は13日、国営石油ペトロナスの小売部門であるペトロナス・ダガンガンと合弁でマレーシアに電動バイクの販売会社を設立したと発表した。2023年に現地市場に参入しており、合弁設立によって販売網のさらなる拡充を図る。

　現地子会社のブルーシャーク・エコシステム（BESB）を通じて合弁会社のブルーシャーク・マレーシア（BMSB）を設立した。BMSBを独占代理店として自社ブランド「ブルーシャーク（藍鯊）」の車両を販売する。

　ペトロナス給油所の一部では電池交換サービスも提供する。既に首都圏やペナン州、ジョホール州で導入を開始しており、今後は全国に広げる。

　BMSBは一方、地場EPブルーシャーク（EPBSB）との間で、ブルーシャーク・ブランドの電動バイクの組立生産契約を正式に締結した。EPブルーシャークは自動車部品メーカーのEPマニュファクチャリング（EPMB）の完全子会社。シャークガルフとEPMBは、現地生産や東南アジアでの販売に関する覚書（MOU）を22年3月に締結しており、EPMBが首都圏セランゴール州に持つ工場で車両を生産するとしていた。


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