ニュース 2023/08/17 20:59
マレーシア:穀物PPB、インドネシアの製粉子会社を売却
農業・食品 マレーシア インドネシア
【亜州ビジネス編集部】穀物取引や養鶏などを手掛けるPPBグループは、インドネシアの製粉会社プンディ・ケンチャナの全持ち株51%を売却すると発表した。シンガポールのパーム油大手、ウィルマー・インターナショナルに計2907億ルピア(約27億6000万円)で売却する。PPBはウィルマーに18.8%出資しており、売却後も同社を通じて、拡大するインドネシア製粉市場のメリットを享受できるとしている。
売却額は第3者による評価額に28%を上乗せした水準。PPBはこれまでプンディに約2574億ルピアを投じており、約333億ルピアの売却益を得る。
PPBは、現地の製粉業界は競争が激化しており、現在の規模で運営し続ければ競争力を失うと説明。売却益が出るこのタイミングでの売却を決めたとした。一方、ウィルマーはインドネシアで複数の製粉工場を操業しており、プンディの買収で競争力を高められる見通し。ウィルマーはブンディの残り株式49%も他の株主から取得する。
PPBはマレーシアで1968年設立。穀物取引や飼料生産、養鶏、食品加工、映画館、イベント運営、不動産開発など幅広い事業を手掛けている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
売却額は第3者による評価額に28%を上乗せした水準。PPBはこれまでプンディに約2574億ルピアを投じており、約333億ルピアの売却益を得る。
PPBは、現地の製粉業界は競争が激化しており、現在の規模で運営し続ければ競争力を失うと説明。売却益が出るこのタイミングでの売却を決めたとした。一方、ウィルマーはインドネシアで複数の製粉工場を操業しており、プンディの買収で競争力を高められる見通し。ウィルマーはブンディの残り株式49%も他の株主から取得する。
PPBはマレーシアで1968年設立。穀物取引や飼料生産、養鶏、食品加工、映画館、イベント運営、不動産開発など幅広い事業を手掛けている。
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