【亜州ビジネス編集部】東日本旅客鉄道は11日、鉄道軌道の工事・保守事業を手掛けるゲーツPCMコンストラクション（本社：シンガポール）の全株式を取得すると発表した。ゲーツを足掛かりにシンガポールでの新規案件受注や周辺地域への進出を加速し、国際事業の拡大と安定化を図る。

　株式取得に関する契約を同日に交わした。3年以内をめどとして段階的に取得する。

　ゲーツは2000年設立で資本金200万シンガポールドル（約2億円）。シンガポールを中心に鉄道軌道の設計や施工、改良工事、修繕工事、検査、保守を手掛ける。従業員数は280人（昨年12月時点）。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。