データセンター（DC）大手の米エクイニクスは、ジャカルタにデータセンター「JK1」を開所したと発表した。同社にとってインドネシア初のデータセンターで、複合企業のアストラ・インターナショナルと合弁で建設。人工知能（AI）の普及拡大などで高まる需要を取り込む。

　地上8階建てで、第1期では550台のキャビネットを整備。全面稼働時には5300平方メートル超のコロケーションスペースで1600台を提供する。

　エクイニクスの先の発表によると、投資額は7400万米ドル。事業にはエクイニクスが75％、アストラが25％を出資する。

　エクイニクスは現在、35カ国の75都市圏で270のデータセンターを展開。東南アジアではマレーシアとシンガポールでも運営し、昨年にはフィリピンとタイ市場への参入も発表した。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。