ニュース 2025/02/19 20:59
マレーシア:米ベンチマークが新工場着工、半導体装置の製造強化 
建設 電子・電気 マレーシア
電子機器の受託製造・設計サービスを提供する米ベンチマーク・エレクトロニクスは17日、ペナン州で現地の第5工場を着工した。投資額は2500万米ドルで、2026年6月の開所を予定。半導体装置の製造能力を強化する。
第5工場の名称は「PT4」で、バトゥカワン工業団地にある既存工場の隣接地に建設する。2階建てで、クリーンルームや精密加工設備、粉体塗装設備などを備えた生産エリアに加え、オフィススペースや立体駐車場を設ける。向こう5年で500人を雇用する予定。
新工場の製造スペースは約2万平方メートル。開所後、州内の同社の製造スペースは約6万7000平方メートルに拡大する。新工場の設置で生産能力を高めるだけでなく、複雑なモジュール組み立てや高度なシステム統合の能力を高める計画。工場5カ所をフル稼働することで年間45億リンギ(約1530億円)の売り上げを見込む。
同社は1979年に米テキサスで設立。当時は医療製品の製造に特化していたが、航空宇宙や防衛、半導体製造装置、次世代通信などに事業範囲を広げた。マレーシアへは精密加工を手掛ける子会社ベンチマーク・プレシジョン・テクノロジーズとともに07年にペナン州へ進出。第4工場を開所した昨年9月時点で約1500人の従業員を抱え、電子機器の設計から精密部品製造、組み立て、試験までをワンストップで提供している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
第5工場の名称は「PT4」で、バトゥカワン工業団地にある既存工場の隣接地に建設する。2階建てで、クリーンルームや精密加工設備、粉体塗装設備などを備えた生産エリアに加え、オフィススペースや立体駐車場を設ける。向こう5年で500人を雇用する予定。
新工場の製造スペースは約2万平方メートル。開所後、州内の同社の製造スペースは約6万7000平方メートルに拡大する。新工場の設置で生産能力を高めるだけでなく、複雑なモジュール組み立てや高度なシステム統合の能力を高める計画。工場5カ所をフル稼働することで年間45億リンギ(約1530億円)の売り上げを見込む。
同社は1979年に米テキサスで設立。当時は医療製品の製造に特化していたが、航空宇宙や防衛、半導体製造装置、次世代通信などに事業範囲を広げた。マレーシアへは精密加工を手掛ける子会社ベンチマーク・プレシジョン・テクノロジーズとともに07年にペナン州へ進出。第4工場を開所した昨年9月時点で約1500人の従業員を抱え、電子機器の設計から精密部品製造、組み立て、試験までをワンストップで提供している。
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