【亜州ビジネス編集部】DRBハイコム傘下の国産車メーカー、プロトンは、自動車業界の最先端技術を学習・体験できるDX（デジタルトランスフォメーション）センターを開所した。自動車業界のDXセンターは国内初となる。ザ・サン・デイリーなどが19日付で伝えた。　
　施設の名称は「プロトンDX」で、プロトン子会社のACOテックと中国建設銀行との提携によって、首都中心部の商業施設「クイルシティー・モール・クアラルンプール」内の490平方メートルの区画に設置された。6つのエリアに分かれ、デジタル化を駆使したプロトンの新技術を学べる他、仮想空間での運転体験も可能だ。
　ACOテックの代表者は、スマート・モビリティーで先端を行くプロトンの最新技術を展示するとともに、子どもの頃から科学技術に触れて「自分で学ぶ力」を養うSTEM教育の場になると説明した。


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