ニュース 2025/02/04 20:56 NEW!!
シンガポール:C&Cがプジョーの代理店に、隣国サイムは撤退
自動車 シンガポール
自動車販売事業の地場サイクル・アンド・キャリッジ(C&C)は1日、欧州ステランティスが擁する仏プジョーの代理店業務を開始した。これまで代理店だったマレーシア複合企業大手のサイムダービーが撤退し、C&Cがこれを引き継いだ格好。サイムは電気自動車(EV)中国最大手の比亜迪(BYD)の販売に注力するとしている。ストレーツタイムズが伝えた。
C&Cはステランティス傘下の仏シトロエンの代理店を2006年から務めており、プジョー車の代理店となることでラインアップを強化する。プジョーについては内燃車とEVを販売する方針で、既存店舗で販売やアフターサービスを手掛ける。また第2四半期までにアレクサンドラ通りに新店舗をオープンし、プジョーのスポーツ多目的車(SUV)「5008」のほか、シトロエンのSUV「C5エアクロス」などを展示する。
ステランティスが出資する中国EVメーカーの浙江零ホウ科技(リープモーター)の代理店になることでも最終調整を行っており、アレクサンドラ通りの新店にはリープモーターのSUV「C10」も展示する計画としている。
C&Cは独メルセデス・ベンツや三菱自動車、韓国・起亜などのブランドも扱い、シンガポールやマレーシア、ミャンマーに事業を展開。マレーシアではプジョー車を02~07年に扱った経験があり、昨年8月に代理店に復帰することでステランティスと契約を交わした。
一方、サイムは傘下のバンテージ・オートモーティブを通じてシンガポールでプジョー車を販売してきた。バンテージの幹部は、BYD車の販売急増がプジョー販売からの撤退の一因と説明。BYD車は2024年にシンガポールでの新規登録台数が前年比4.4倍の6191台に増え、乗用車市場でトヨタを抜いて初の首位に立った。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
C&Cはステランティス傘下の仏シトロエンの代理店を2006年から務めており、プジョー車の代理店となることでラインアップを強化する。プジョーについては内燃車とEVを販売する方針で、既存店舗で販売やアフターサービスを手掛ける。また第2四半期までにアレクサンドラ通りに新店舗をオープンし、プジョーのスポーツ多目的車(SUV)「5008」のほか、シトロエンのSUV「C5エアクロス」などを展示する。
ステランティスが出資する中国EVメーカーの浙江零ホウ科技(リープモーター)の代理店になることでも最終調整を行っており、アレクサンドラ通りの新店にはリープモーターのSUV「C10」も展示する計画としている。
C&Cは独メルセデス・ベンツや三菱自動車、韓国・起亜などのブランドも扱い、シンガポールやマレーシア、ミャンマーに事業を展開。マレーシアではプジョー車を02~07年に扱った経験があり、昨年8月に代理店に復帰することでステランティスと契約を交わした。
一方、サイムは傘下のバンテージ・オートモーティブを通じてシンガポールでプジョー車を販売してきた。バンテージの幹部は、BYD車の販売急増がプジョー販売からの撤退の一因と説明。BYD車は2024年にシンガポールでの新規登録台数が前年比4.4倍の6191台に増え、乗用車市場でトヨタを抜いて初の首位に立った。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。