ニュース 2024/01/22 19:59
マレーシア:国民車プロドゥア、25年末にEV量産へ
自動車 電子・電気 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】ダイハツなどが出資する国民車メーカーのプロドゥアは、来年末にも電気自動車(EV)の量産を開始する。ザフルル・アジズ投資貿易産業相がX(旧ツイッター)に投稿したもので、手頃価格のEVを生産して普及を目指す。ポールタンが伝えた。
プロドゥアは2021年、EVへの生産移行は時期尚早との考えを示し、ハイブリッド車(HV)がより現実的な選択肢になるとしていた。ただ、足元でEV市場が急拡大する中、EVもラインアップに加える方針。ポールタンが入手した情報によると、ダイハツと開発を進めており、そのコードネームから小型ハッチバック「マイヴィ」がベースになると推測されるという。今年12月にクアラルンプールで開催される自動車ショーでのお披露目が期待されている。
マレーシア自動車協会(MAA)によると、23年の国内EV販売台数は前年比3.9倍の1万159台。21年からは36.5倍に拡大した。手頃価格のモデルが出始め、政府がEV優遇策を講じる中、消費者の関心が高まっている。
なおもう1社の国民車メーカーであるプロトンは、23年10月に初のEVを投入。中国スマート・オートモービル(智馬達汽車)のBセグメント・スポーツ多目的車(SUV)「#1」で、発売翌月には受注が1000台に達した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
プロドゥアは2021年、EVへの生産移行は時期尚早との考えを示し、ハイブリッド車(HV)がより現実的な選択肢になるとしていた。ただ、足元でEV市場が急拡大する中、EVもラインアップに加える方針。ポールタンが入手した情報によると、ダイハツと開発を進めており、そのコードネームから小型ハッチバック「マイヴィ」がベースになると推測されるという。今年12月にクアラルンプールで開催される自動車ショーでのお披露目が期待されている。
マレーシア自動車協会(MAA)によると、23年の国内EV販売台数は前年比3.9倍の1万159台。21年からは36.5倍に拡大した。手頃価格のモデルが出始め、政府がEV優遇策を講じる中、消費者の関心が高まっている。
なおもう1社の国民車メーカーであるプロトンは、23年10月に初のEVを投入。中国スマート・オートモービル(智馬達汽車)のBセグメント・スポーツ多目的車(SUV)「#1」で、発売翌月には受注が1000台に達した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。