ニュース 2025/06/25 20:54 NEW!!
マレーシア:クラン港近隣の島に工業・物流ハブ、地場2社が開発 
不動産 農業・食品 運輸 マレーシア
パーム油大手のSDガスリー(旧サイムダービー・プランテーション)と不動産開発大手のサイムダービー・プロパティーは、首都圏セランゴール州のクラン港に近いキャリー島を工業・物流拠点とするため、最大809万平方メートルを共同開発する。工業団地と物流インフラの整備を通じて持続可能な経済成長を促す。
両社は2023年から協議を進めており、今月20日付で正式に合弁契約を締結した。両社の筆頭株主である政府系ファンドのプルモダラン・ナショナル(PNB)が合弁会社の会長を指名する見通し。
SDガスリーは同島の8割の土地(1億1593万平方メートル)を所有し、アブラヤシ農園を運営している。合弁会社はSDガスリーの所有地の一部を工業・物流拠点として開発し、既存のパーム油事業との共存を図る。詳細な計画は今後段階的に公表するとしている。
この案件は、政府が推進する国営企業改革事業「ギアアップ(GEAR-uP)」や経済高度化構想「エコノミー・マダニ」に合致するもので、国内の産業基盤強化と外資誘致の呼び水とする。新拠点は、クラン西港やクラン北港とも連携し、シンガポールやタイ、ベトナムの港湾と競う物流拠点を目指す。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
両社は2023年から協議を進めており、今月20日付で正式に合弁契約を締結した。両社の筆頭株主である政府系ファンドのプルモダラン・ナショナル(PNB)が合弁会社の会長を指名する見通し。
SDガスリーは同島の8割の土地(1億1593万平方メートル)を所有し、アブラヤシ農園を運営している。合弁会社はSDガスリーの所有地の一部を工業・物流拠点として開発し、既存のパーム油事業との共存を図る。詳細な計画は今後段階的に公表するとしている。
この案件は、政府が推進する国営企業改革事業「ギアアップ(GEAR-uP)」や経済高度化構想「エコノミー・マダニ」に合致するもので、国内の産業基盤強化と外資誘致の呼び水とする。新拠点は、クラン西港やクラン北港とも連携し、シンガポールやタイ、ベトナムの港湾と競う物流拠点を目指す。
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