ニュース 2024/12/23 20:58
シンガポール:11月の物価上昇1.6%、6カ月ぶり加速 
経済・統計 インフレ率 シンガポール
ガソリン(0.8%)は3カ月ぶりのプラスとなり、自動車(マイナス1.7%)は落ち込みが緩和した。一方、食品(2.4%)は前月から伸びが鈍化。野菜などの食材や食品サービスが減速した。
シンガポール金融管理庁(MAS)と貿易産業省は、エネルギーの国際価格が前年同期を下回って安定推移しており、通貨の緩やかな上昇もあって輸入インフレが緩和していると説明。国内の労賃上昇ペースも今後さらに鈍化するとの見方を示した。
24年の年間上昇率については、CPIの予測を前年比2.5%前後、コア指数を2.5~3.0%とし、前月から据え置いた。25年の予測も据え置き、コア指数、CPIとも1.5~2.5%としている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。