ニュース 2025/07/23 20:59 NEW!!
シンガポール:6月の物価上昇0.8%、前月から横ばい 
経済・統計 インフレ率 シンガポール
食品は2カ月連続で伸びが縮小。コメ(0.8%)や肉類(0.4%)が減速したほか、野菜(マイナス1.5%)が1年4カ月ぶりのマイナスに転じた。一方、民間道路輸送は自動車(2.6%)の伸び加速やガソリン(マイナス0.3%)の落ち込み緩和が指数を押し上げる要因となった。
シンガポール金融管理庁(MAS)と貿易産業省は、25年の上昇率予測をCPI、コア指数とも0.5~1.5%とし、前月時点の予測から据え置いた。原油価格が足元で下落しているほか、貿易摩擦を背景とする世界的な需要の減退もあって、今後も輸入インフレの緩和が続くと予測。また、国内では政府の補助金によって医療など公共サービス分野の値上がりが抑制されるとみている。
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