【亜州ビジネス編集部】工業用化学品の流通を手がけるサムチェム・ホールディングスは、マレーシア国内とベトナムで倉庫を拡張する。年末までに貯蔵能力をそれぞれ38％、58％引き上げる。

　2022年第3四半期の決算資料で明らかにした。23年は新たな化学品の取り扱いを開始する計画で、倉庫拡張によって長期的な事業成長の土台を作る。

　同社は1989年設立。工業用化学品や潤滑油、オーディオ製品などの流通を手がける。マレーシアのほか、ベトナム、インドネシア、シンガポール、カンボジア、ミャンマーに進出しており、22年1〜9月は売上高が前年同期比8％増の10億5000万リンギ（約322億円）、純利益が13％減の4430万リンギだった。


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