【亜州ビジネス編集部】再生可能エネルギー発電の自然電力（本社：福岡市中央区）は15日、ホクトがヌグリスンビラン州で操業するキノコ工場に屋上設置型の太陽光発電設備を導入すると発表した。出力は730キロワット（kW）。20年間にわたって工場に電力を販売する契約を交わし、期間中に1万1938トンの二酸化炭素（CO2）排出削減を見込む。

　ホクトの現地法人ホクトマレーシアの工場に総面積3309平方メートルの太陽光パネルを設置・運営。工場に電力を供給し、余剰電力は国営電力テナガ・ナショナルに販売する。先月に着工しており、来月に操業を開始する。

　自然電力がマレーシアで日系企業と電力販売契約（PPA）を交わすのは今回が初めて。現地企業とはこれまで複数の契約を交わしており、発電設備の建設を進めている。


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