ニュース 2022/12/21 20:59
マレーシア:現金給付金の支払い、前倒しで年明けに=政府
経済・統計 政策・政治 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】政府は来年に計画している現金給付金の第1弾について、2カ月前倒して年明けに支払う決定を下した。前政権が2023年度予算に含めた現金給付を実行に移すだけでなく、給付額を増やした上で早めに支払う。ザ・スター・オンラインが20日付で伝えた。
第1弾では所得層の下位40%に相当する世帯「B40」への給付制度「マレーシア家族支援(BKM)」を通じ、約900万人に計200億リンギ(約5900億円)を給付する。対象となる世帯には300リンギ、また対象となる個人には100リンギを支払う。これとは別に、学生に対して世帯収入に関わらず150リンギを支払う。
前政権は来年の現金給付第1弾を3月に行う計画としていたが、先月の総選挙後に発足した新政権は、これを1月に前倒しするよう変更。アンワル首相兼財務相は、給付を早めることで国民の困難が軽減することを願うと話している。
なお首相は来年3月までに新たな23年度予算案を提示するとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
第1弾では所得層の下位40%に相当する世帯「B40」への給付制度「マレーシア家族支援(BKM)」を通じ、約900万人に計200億リンギ(約5900億円)を給付する。対象となる世帯には300リンギ、また対象となる個人には100リンギを支払う。これとは別に、学生に対して世帯収入に関わらず150リンギを支払う。
前政権は来年の現金給付第1弾を3月に行う計画としていたが、先月の総選挙後に発足した新政権は、これを1月に前倒しするよう変更。アンワル首相兼財務相は、給付を早めることで国民の困難が軽減することを願うと話している。
なお首相は来年3月までに新たな23年度予算案を提示するとしている。
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