ニュース 2021/08/30 20:58
マレーシア:国営石油の21年設備投資、2割増の4百億リンギ 
石油 マレーシア
テンク・ムハンマド・タウフィック最高経営責任者(CEO)が述べたもので、全体の50〜55%を国内に振り向ける。また全体の9〜10%を資源探査や生産拡大に充てるとしている。
21年上半期のCAPEXは127億リンギで、多くは資源開発など上流部門への投資だった。ただ前年同期比では14.2%減少しており、実行ペースは今のところ鈍っている。
22年以降の5年間は年400〜450億リンギを振り向ける方針。これまでより収益化が早い投資案件に多く投資するとしている。再生可能エネルギー発電への投資も増やし、太陽光発電の能力を24年までに3000メガワット(MW)とする目標を掲げている。
なおペトロナスはこのほど、政府への21年の配当を70億リンギ追加することを決定。これにより21年の政府への配当は250億リンギとなる。
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