ニュース 2022/05/11 20:59
マレーシア:地場CSHが工場用地取得、中国BYDのEV生産
自動車 建設 電子・電気 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】不動産開発や運輸、金融などを手がけるCSHアライアンスは10日、電気自動車(EV)の組立生産に向け、ペラ州で工場用地を1200万リンギ(約3億5600万円)で取得すると発表した。中国の電池・自動車メーカー、比亜迪(BYD)の商用車を組み立てることで今年3月に合意しており、今後は工場建設を進める。
同州タンジュンマリムの土地購入で、オーナーの2社と契約を交わした。総面積は22万3867平方メートル。購入代金は、内部資金や銀行融資、転換社債発行による調達資金を組み合わせて賄う。
CSHアライアンスは、世界の潮流に乗ってマレーシアでもEVが普及すると見て、この分野への参入を決めた。BYD車の組み立てから販売、アフターサービス、部品販売、車体塗装を行う計画で、まずはEVバン「T3」の取り扱いから開始する。CSHが15%出資する宅配会社ライン・クリア・エクスプレス・アンド・ロジスティクスに車両を提供することが決まっており、クアラルンプール首都圏やジョホール州、ペナン州で使われる。
CSHは、車両販売だけでなく、充電所や太陽光発電、部品販売などEV分野全般で事業を広げる意向で、化石燃料の消費減少に貢献したいとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同州タンジュンマリムの土地購入で、オーナーの2社と契約を交わした。総面積は22万3867平方メートル。購入代金は、内部資金や銀行融資、転換社債発行による調達資金を組み合わせて賄う。
CSHアライアンスは、世界の潮流に乗ってマレーシアでもEVが普及すると見て、この分野への参入を決めた。BYD車の組み立てから販売、アフターサービス、部品販売、車体塗装を行う計画で、まずはEVバン「T3」の取り扱いから開始する。CSHが15%出資する宅配会社ライン・クリア・エクスプレス・アンド・ロジスティクスに車両を提供することが決まっており、クアラルンプール首都圏やジョホール州、ペナン州で使われる。
CSHは、車両販売だけでなく、充電所や太陽光発電、部品販売などEV分野全般で事業を広げる意向で、化石燃料の消費減少に貢献したいとしている。
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