ニュース 2022/01/04 23:59
シンガポール:21年の経済成長率7.2%、11年以降で最高 
経済・統計 GDP シンガポール
全ての産業でプラス成長となった。製造業は12.8%で、前年の7.3%から加速した。半導体を含む主力の電気・電子部門が好調だった。建設業は18.7%で、前年のマイナス35.9%からプラスに転じた。
サービス業の成長率は5.2%で、前年のマイナス6.9%からプラス転換。うち情報・通信・金融・保険・プロフェッショナルサービスが6.8%で最も伸びが高く、卸小売り・運輸・倉庫が4.3%、宿泊・外食・不動産・管理支援サービスが4.0%で続いた。
■4Qは5.9%成長
21年第4四半期の実質GDP(速報値)成長率は前年同期比5.9%で、4四半期連続のプラスとなった。全ての産業でプラス。製造業は14.0%と最も高い伸びで、前四半期の7.9%から加速した。建設業は2.0%だった。サービス業は4.6%で、3四半期連続のプラスだった
全体のGDP成長率は季節調整済み前四半期比でプラス2.6%となり、2四半期連続でプラス。前四半期の1.2%から加速した。産業別では製造業が4.2%、サービス業が2.5%のプラス。建設業はマイナス4.4%だった。
現地報道によると、リー・シェンロン首相は年頭演説で、22年の成長率予想を3.0〜5.0%とし、貿産省が21年11月に発表した予測を据え置いた。一方、OCBC銀行のアナリストは、活動制限の度合いにより22年の成長率が大きく左右されるとコメント。隔離なしでシンガポールに入国できるVTL(ワクチン・トラベルレーン)の追加導入がサービス業などの鍵を握るとしている。なおオミクロン株の出現を受け、マレーシアとのVTLについては12月23日から1月20日まで新規提供が停止されている。
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