マレーシア自動車協会（MAA）が17日発表した2019年4月の国内新車販売台数は、前年同月比6.2％増の4万9964台だった。増加は2カ月連続となる。18日付スターなどが伝えた。

　内訳は乗用車が8.1％増の4万5334台と、4カ月連続のプラスを維持。一方、商用車は9.4％減の4630台と、6カ月連続で落ち込んでいる。

　1〜4月の販売台数は前年同期比6.0％増の19万3028台。乗用車は8.3％増の17万6448台、商用車は13.5％減の1万6580台だった。

　MAAは5月の販売について、断食明け大祭を前にした各社のキャンペーンで好調が期待できるとの見方を示した。また、マレーシア産業開発金融（MIDF）系のシンクタンク、MIDFリサーチは、5月初めに実施された利下げの効果で販売が伸びると見込んでいる。

　一方、4月の生産台数は24.5％増の5万2086台と急伸。乗用車が26.9％増の4万8877台、商用車が3.3％減の3209台だった。1〜4月の生産台数は前年同期比0.8％減の19万6469台だった。


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