ニュース 2020/07/16 20:59
マレーシア:20年のゴム手袋輸出26%増=HLIB
経済・統計 ゴム・プラスチック 貿易 マレーシア
投資銀行のホンリョン・インベストメント・バンク(HLIB)は、2020年のゴム手袋輸出額が218億米ドル(約5460億円)に上るとの予想を発表した。19年の178億リンギから26.0%増える見通し。新型コロナウイルス流行で世界需要が20%伸びるとみているマレーシアゴム手袋製造業者協会(MARGMA)の予測を反映した。ニュー・ストレーツ・タイムズが15日付で伝えた。
20年1〜3月の輸出は枚数ベースで前年同期から16.3%増、金額ベースで14.0%増。HLIBによれば、需要増で発注から納品までのリードタイムは少なくとも半年以上、長ければ1年以上に延びているという。
拡大する需要に対応するため、マレーシアのゴム手袋業界は2万5000人を新たに雇用する必要があるとHLIBは指摘。うち外国人労働者が1万5000人必要になるとした。ただ政府が6月末、新型コロナ流行の影響で外国人労働者の新規受け入れを20年末まで停止する決定を下したことで、労働者不足が懸念されるとし、メーカーは工場自動化をさらに推し進める必要があるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
20年1〜3月の輸出は枚数ベースで前年同期から16.3%増、金額ベースで14.0%増。HLIBによれば、需要増で発注から納品までのリードタイムは少なくとも半年以上、長ければ1年以上に延びているという。
拡大する需要に対応するため、マレーシアのゴム手袋業界は2万5000人を新たに雇用する必要があるとHLIBは指摘。うち外国人労働者が1万5000人必要になるとした。ただ政府が6月末、新型コロナ流行の影響で外国人労働者の新規受け入れを20年末まで停止する決定を下したことで、労働者不足が懸念されるとし、メーカーは工場自動化をさらに推し進める必要があるとしている。
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