ニュース 2020/10/19 20:59
マレーシア:軟包材のトングアン、生産拡大に2年で1.5億リンギ
農業・食品 ゴム・プラスチック マレーシア
【亜州ビジネス編集部】軟包装材メーカーのトングアン・インダストリーズは、今後2年で1億5000万リンギ(約38億円)を投じ、延伸フィルムなどの生産能力を拡大する。ミャンマーに新工場を建設するほか、マレーシア国内で生産ラインを増強。欧州や日本で拡大する食品・飲料向けの需要を取り込む。ザ・スターが19日付で伝えた。
ミャンマー工場の建設には3000万〜4000万リンギを投資。残りはマレーシア事業に充て、延伸フィルムや食品包装材などの生産能力を拡大する。
ミャンマー事業については、新型コロナウイルス流行に伴う入国制限で凍結しており、国境再開を待っている状況。同国は欧米にゼロ関税で輸出できるほか、マレーシアに比べ人件費が1人・1カ月当たり1000リンギほど安く済むことから進出を決めた。国内市場の成長にも期待している。
国内では今年半ばには延伸フィルムとラミネートフィルムの新たな生産ラインを稼働させており、今年の総生産量は前年比15%増の15万トンに拡大する見通し。売上高は19年の9億3500万リンギから10%ほど増えると見込む。好調な欧州市場の売上比率が約10%に高まると予測。日本向けも減速の兆しはなく、売り上げの約20%を占めるとみている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ミャンマー工場の建設には3000万〜4000万リンギを投資。残りはマレーシア事業に充て、延伸フィルムや食品包装材などの生産能力を拡大する。
ミャンマー事業については、新型コロナウイルス流行に伴う入国制限で凍結しており、国境再開を待っている状況。同国は欧米にゼロ関税で輸出できるほか、マレーシアに比べ人件費が1人・1カ月当たり1000リンギほど安く済むことから進出を決めた。国内市場の成長にも期待している。
国内では今年半ばには延伸フィルムとラミネートフィルムの新たな生産ラインを稼働させており、今年の総生産量は前年比15%増の15万トンに拡大する見通し。売上高は19年の9億3500万リンギから10%ほど増えると見込む。好調な欧州市場の売上比率が約10%に高まると予測。日本向けも減速の兆しはなく、売り上げの約20%を占めるとみている。
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