サラワク州政府は27日、アフリカ豚コレラ（ASF）の感染が認められた国からの豚肉輸入を禁止すると発表した。中国から輸入された豚肉について25日、ASF感染が認められたため。ザ・スター・オンラインが28日付で伝えた。

　中国から輸入したランチョンミートの缶詰17缶を検査したところ、1缶でASF感染が認められた。それ以外では見つかっていないが、州内での感染拡大を防ぐため、ASF感染が認められた国からの豚肉輸入を全面禁止するとしている。

　日本の農林水産省によれば、ASFは今年10月20日時点で、中国やモンゴル、ベトナム、カンボジアなどアジア11カ国、アンゴラやベナンなどアフリカ29カ国、ロシアやアルメニアなど欧州19カ国で感染が認められている。


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