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  ニュース     2020/07/15 20:59

マレーシア:1Qの小売売上高11%減、通年は9%減予測=RGM 無料記事

 小売市場調査会社のリテール・グループ・マレーシア(RGM)は、2020年第1四半期の小売売上高が前年同期から11.4%減少したと発表した。新型コロナウイルスの流行が影響。3月18日に始まった活動制限令(MCO)で多くの店舗が営業を制限され、大きく落ち込んだ。同社は年間予測を前年比8.7%減とし、3カ月前に予測した5.5%減から下方修正した。国営ベルナマ通信などが伝えた。

 第1四半期は分野別で、アパレル・服飾雑貨店が30.5%減と落ち込みが最大。これに百貨店が17.5%減で続いた。一方、食品など必需品の販売比率が高いスーパーマーケット・ハイパーマーケットは3.0%減と落ち込みが小さかった。

 同社は「20年はマレーシアの小売業者にとって1987年以降で最悪の年になる」と指摘。活動制限の影響が本格化した第2四半期は28.8%減と推計した。ただ、5月以降は段階的に制限が緩和されており、9月までに完全撤廃されると予測。第3四半期は3.5%減、第4四半期は1.5%減と、下げ幅が徐々に縮小すると見込む。


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