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  ニュース     2021/01/12 21:58

マレーシア:11月の流通業売上高1%減、2カ月連続マイナス 無料記事

【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局が12日発表した2020年11月の流通業売上高は、前年同月比1.2%減の1103億9520万リンギ(約2兆8400億円)だった。減少は2カ月連続。首都圏などで新型コロナウイルス対策の活動制限が再び厳格化される中、マイナス幅は前月(0.8%減)から拡大した。
 売上高の内訳は、◆卸売り=0.7%減の527億7080万リンギ◆小売り=2.3%減の448億2700万リンギ◆自動車販売=1.2%増の127億9750万リンギ――だった。卸売りのマイナスは9カ月連続、小売りは2カ月連続。自動車は減税効果で5カ月連続のプラスを確保したものの、前月(2.2%増)から伸びが縮小した。活動制限の厳格化を受け、小売りでは車両用燃料が14.6%減と落ち込みが大きかった。
 11月の流通業販売量指数の上昇率(前年同月比)はマイナス1.6%。業態別では◆卸売り=マイナス0.5%◆小売り=マイナス3.2%◆自動車販売=プラス0.4%――だった。卸売りは9カ月連続のマイナスだが、前月から下げ幅が縮小。小売りは2カ月連続のマイナス、自動車は5カ月連続のプラスとなった。


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