国営電力テナガ・ナショナル（TNB）は、国内の発電事業と電力小売事業を分社化すると発表した。事業再編の一環で、政府が検討している電力小売自由化を念頭に、経営を独立させて事業効率を高める狙い。

　TNBが現状持つ発電子会社12社と電力小売子会社2社を、今後新設する100％出資の発電子会社と電力小売子会社にそれぞれ移管する。再編は来年第3四半期に終える予定。

　TNB本体は事業再編後、国内では高圧の送配電網の運営・管理、海外では発電事業に注力するとしている。


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