【亜州ビジネス編集部】人材開発省（MOM）が7日発表したリポートによると、2020年8月の失業率は3.4％だった。新型コロナウイルス流行の影響で失業者が増えており、6月の2.8％から上昇。リーマンショック後のピークだった09年9月の3.3％も上回っている。
　失業者はシンガポール人と永住権（PR）保持者に限ると4.5％、シンガポール人限定では4.6％で、いずれも上昇傾向にある。失業者数はシンガポール人とPR保持者の合計で10万5700人。うちシンガポール人は9万1100人だった。
　同省は今後数カ月間の動向について、失業率の上昇がさらに加速するかは現時点で分からないとしている。


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