ニュース 2019/04/19 21:59
マレーシア:今年の小売業4.5%成長=小売協会予測
経済・統計 観光 小売売上高 マレーシア
マレーシア小売チェーン協会(MRCA)は、2019年の小売業界の成長率が4.5%となり、前年の3.9%を上回ると予想している。東海岸鉄道(ECRL)建設の再開を契機に、より多くの中国人観光客が訪れることで、小売業が上向くとみている。ザ・サン・デイリーが17日付で伝えた。
マレーシアの小売業は過去6年、2〜5%の低成長を続けており、それ以前の2けた増からは伸びが鈍化。ただMRCAのギャリー・チュア会長は、観光業界の好調度合いによっては、小売業全体の成長率は2桁(10%以上)もあり得るとコメントした。
協会は、国民の家計が苦しいことから、19年の食品・飲料販売が18年の2.6%と同程度の低い伸びにとどまると予想。また人口約3200万人に対してショッピングモールが20年までに600〜700カ所に増えるとみられる中、観光客が増えなければ小売店の相次ぐ閉店が予想される厳しい状況にあると指摘している。
なお外国人来訪者数は過去4年ほぼ横ばい。15年は2572万人、16年は2676万人(前年比4%増)、17年は2595万人(同3%減)、18年は2583万人(0.5%減)となっている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
マレーシアの小売業は過去6年、2〜5%の低成長を続けており、それ以前の2けた増からは伸びが鈍化。ただMRCAのギャリー・チュア会長は、観光業界の好調度合いによっては、小売業全体の成長率は2桁(10%以上)もあり得るとコメントした。
協会は、国民の家計が苦しいことから、19年の食品・飲料販売が18年の2.6%と同程度の低い伸びにとどまると予想。また人口約3200万人に対してショッピングモールが20年までに600〜700カ所に増えるとみられる中、観光客が増えなければ小売店の相次ぐ閉店が予想される厳しい状況にあると指摘している。
なお外国人来訪者数は過去4年ほぼ横ばい。15年は2572万人、16年は2676万人(前年比4%増)、17年は2595万人(同3%減)、18年は2583万人(0.5%減)となっている。
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