【亜州ビジネス編集部】　検査機器の製造販売を手がけるQESグループは、首都圏セランゴール州のグレンマリー工業団地にある工場を2100万リンギ（約5億3200万円）で取得すると発表した。生産能力を2倍に引き上げ、販売拡大を目指す。ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。

　工場を所有するアストロノティック・テクノロジーと同日、売買契約を結んだ。敷地面積は5833平方メートルで、1階建ての工場棟と5階建てのオフィス棟がある。QESの既存工場に近く、生産拡大を図る最適な場所にあると判断し、取得を決めた。

　QESグループは1991年設立。X線や3D（3次元）スキャナーなどさまざまな技術を採用した検査機器や測量機器を製造しており、東南アジアを中心に7カ国に販社を構えている。


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