ニュース 2020/01/07 20:59
マレーシア:今年の新車販売、前年比2%増に=ケナンガ・リサーチ
経済・統計 自動車 マレーシア
調査会社ケナンガ・リサーチは、2020年の新車販売台数が61万2000台となり、19年の推定60万台を2%上回ると予想している。外資系メーカーによる新モデル投入や、政府が第1四半期に発表予定の国家自動車政策(NAP)改訂版で市場が活性化するとみている。国営ベルナマ通信が伝えた。
同社はスポーツ多目的車(SUV)の販売が引き続き伸びると予想。19年1〜11月のデータでは、SUVのシェアは20%に上り、18年通年の13%から上昇した。国産車メーカー、プロトンが初めて投入したSUVである「X70」がとりわけ好調だった。SUV部門では今後、第1四半期中にX70やトヨタの「CH-R」と「ラッシュ」、マツダの「CX-30」と「CX-3」の20年モデル投入が計画されているほか、第2四半期以降にはプロトンの「X50」やプロドゥアの「55L」の新規投入が予定されており、市場が活性化するとみている。
一方でケナンガ・リサーチは、貿易産業省が自動車産業開発委員会の開催頻度をこれまでの月1回から2回に増やすことを決めたとリポートに注記。これにより自動車販売価格の変更手続きが迅速になるとみている。第1四半期に発表予定のNAP改訂版に関しては、同省が専門部会を立ち上げて協議を行っている現状を説明。これが今後の産業を占う重要な指針になるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同社はスポーツ多目的車(SUV)の販売が引き続き伸びると予想。19年1〜11月のデータでは、SUVのシェアは20%に上り、18年通年の13%から上昇した。国産車メーカー、プロトンが初めて投入したSUVである「X70」がとりわけ好調だった。SUV部門では今後、第1四半期中にX70やトヨタの「CH-R」と「ラッシュ」、マツダの「CX-30」と「CX-3」の20年モデル投入が計画されているほか、第2四半期以降にはプロトンの「X50」やプロドゥアの「55L」の新規投入が予定されており、市場が活性化するとみている。
一方でケナンガ・リサーチは、貿易産業省が自動車産業開発委員会の開催頻度をこれまでの月1回から2回に増やすことを決めたとリポートに注記。これにより自動車販売価格の変更手続きが迅速になるとみている。第1四半期に発表予定のNAP改訂版に関しては、同省が専門部会を立ち上げて協議を行っている現状を説明。これが今後の産業を占う重要な指針になるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。