ニュース 2020/07/05 20:58
マレーシア:20年の新車販売16%減予測、下期は回復へ=フィッチ
経済・統計 自動車 マレーシア
調査会社フィッチ・ソリューションズは、2020年の国内新車販売台数が前年比15.7%減の51万1479台に縮小するとの予想を発表した。さらに落ち込む可能性をはらんでいたが、6月半ばから自動車の販売サービス税(SST)が減免されたことで、下半期に販売が上向くと予想。ただし年間で前年を上回ることはないとみている。ザ・サン・デイリーが2日付で伝えた。
マレーシア自動車協会(MAA)によれば、1〜5月の販売台数は前年同期比48.9%減の12万9561台。新型コロナウイルス対策である活動制限令(MCO)により3月末からディーラーの店舗が約2カ月閉鎖する中、大きく落ち込んだ。
こうした中、政府は自動車市場の回復を後押しするため、6月15日から年末まで自動車のSSTを減免。国産車では100%免除、輸入車では50%減額される。フィッチは、SST減免に加え、自動車各社が積極的な販促を行う中で下期の販売が伸びると予想。3〜5月に買い控えられた分が下期に上乗せされる可能性もあるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
マレーシア自動車協会(MAA)によれば、1〜5月の販売台数は前年同期比48.9%減の12万9561台。新型コロナウイルス対策である活動制限令(MCO)により3月末からディーラーの店舗が約2カ月閉鎖する中、大きく落ち込んだ。
こうした中、政府は自動車市場の回復を後押しするため、6月15日から年末まで自動車のSSTを減免。国産車では100%免除、輸入車では50%減額される。フィッチは、SST減免に加え、自動車各社が積極的な販促を行う中で下期の販売が伸びると予想。3〜5月に買い控えられた分が下期に上乗せされる可能性もあるとしている。
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