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  ニュース     2020/12/23 21:54

マレーシア:11月CPIは1.7%低下、9カ月連続マイナス 無料記事

【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局は23日、2020年11月の消費者物価指数(CPI、2010年=100)が120.0となり、前年同月から1.7%下落したと発表した。9カ月連続のマイナスで、下げ幅は前月から0.2ポイント拡大。生鮮食品と政府による価格統制品を除くコア指数の上昇率は0.7%と、前月の0.8%からやや減速した。

 12品目のうちマイナスは3品目だった。下落幅が最大だったのは運輸のマイナス11.1%。前月のマイナス10.2%から下げ幅が拡大した。また住居・水道光熱費がマイナス3.3%、衣類・履物がマイナス0.5%だった。一方、最も伸びが高かったのは雑貨の2.3%で、これに食品・非アルコール飲料が1.4%で続いた。

 CPIは前月比で0.2%下落。5品目がマイナスで、運輸がマイナス1.0%で最も下がった。一方、通信など5品目は横ばい。2品目がプラスで、アルコール飲料・タバコと住居・水道光熱費がそれぞれ0.1%上昇した。

 1〜11月のCPIは前年同期比で1.1%下落。運輸(10.1%下落)と住居・水道光熱費(1.7%下落)、衣類・履物(1.0%下落)がマイナスで、雑貨(2.7%上昇)など残り9品目はプラスだった。


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