ニュース 2020/12/15 20:59
マレーシア:ゴム手最大手で初のコロナ死者、5千人超が感染
ゴム・プラスチック 労働 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】ゴム手袋世界最大手のトップグローブは14日、従業員の1人が新型コロナウイルス感染症で死亡したことを明らかにした。同社の工場では先月からクラスターが発生し、5000人以上が感染。初の死者を出した。ザ・スター・オンラインが同日付で伝えた。
死亡したのは首都圏セランゴール州クランにある工場で2年以上働くネパール人(29)の従業員で、死因は感染後に発症した肺線維症だった。トップグローブは遺族に弔意を伝えるとともに、葬儀費や遺族手当てを支払うとしている。
クラスター発生を受けて政府は先月末、トップグローブが持つ47工場のうち28工場を一時閉鎖するよう命令。既に14カ所の工場が再開し、2度の新型コロナ検査で陰性が確認された従業員が現場に戻っている。
なおトップグローブは外国人労働者を多く入れる一方で、労働・生活環境が劣悪であると報じられていた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
死亡したのは首都圏セランゴール州クランにある工場で2年以上働くネパール人(29)の従業員で、死因は感染後に発症した肺線維症だった。トップグローブは遺族に弔意を伝えるとともに、葬儀費や遺族手当てを支払うとしている。
クラスター発生を受けて政府は先月末、トップグローブが持つ47工場のうち28工場を一時閉鎖するよう命令。既に14カ所の工場が再開し、2度の新型コロナ検査で陰性が確認された従業員が現場に戻っている。
なおトップグローブは外国人労働者を多く入れる一方で、労働・生活環境が劣悪であると報じられていた。
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